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4.日本の政治はどう変ってゆくのか

 

人は働く時に、チームを編成して商品や技術を世に出していきます。
仕事が成功すると、組織がどんどん大きくなって行きます。
そうすると組織を維持する為のルール、規律が必要となり、人を管理する為の余計な仕事が増えます。
そうすると組織を管理して、人々を命令系統で動かすにはどうしても独裁者になるのが早いのです。

宗教組織は、カリスマ独裁者が全体をコントロールしている組織の見本です。
時代は絆の時代、心の平安、直流波動です。
自分ファーストの組織の一員になると、自分個人の力では組織を変えることや、インパクトを与えることが出来なくなり、個人は単なる歯車の一つ、部品の一つとなってしまいます。
日本の大企業は、デフレの時代ですから、安くないと商品が売れません。
コストダウンの一部が手抜きとなります。
神戸製鋼、日産自動車、旭化成…手抜きが常習となります。

筆者は一部上場企業のサラリーマンでした。
今から20年以上前の状態ですら、会社のことを考え、利益を上げている社員は10人に1人でした。

Topの経営者ですら、自分の停年をいかに延ばすかしか考えていません。
上場企業は皆そんな状態ですから、脱サラしたのです。

資本の論理が一番強く働くのは、大組織です。
金々、物々、自分さえ良ければ、政治と組んで国税の分け前をもらうことばかり考えます。
take&take取る、取るの姿勢です。人間性破壊です。攻撃と破壊の波動、ユートピア社会に合わない、邪魔な波動です。

今の若者は人間性、対立と争いよりも和解と融和、新しい絆を求めています。ユートピア社会に必要なgive&giveに近い考え方です。
そこには時代の流れ、天上界の進化のプログラム、共存共栄、救け合い、分かち合いの心の変化が起きています。
今、世界中に独裁者から人々が一斉に離れようとしているのです。
今の権力、地位にしがみつく人は逆に、独裁力を強めようとしています。

人々はインターネットで情報交換し、誰が独裁者なのかが解っています。
今回の選挙で、そのことがはっきりして来ました。

永田町の政治の派閥を渡り歩き、自分ファースト、自分に有利になる方向を歩んで来た政治家があばかれました。
民衆に迎合してアジテートし、中身のない裏づけのない言葉の遊びで選挙に臨んで、結果が大量の落選者を出しました。
東京都の役人の93%がアンケート調査で、知事が独裁政治をしていると回答しています。
自民党が大勝利と結果は出ていますが、比例では33%しか票が入っていないで野党や希望の党に票が入っているのです。

希望の党と公明党、維新の会、共産党は議席を減らしています。
独裁政党の人気が落ちていると言うことです。

時代の変化、進化は底辺で着々と進んでいます。